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Webカンファレンスツール、Remoがもたらす可能性とは?
皆さんはじめまして!
この春に大学を卒業し、ただ一人の新卒としてカブキに入社した岡本です!!
石川県から上京しての新生活に期待を膨らませていたのですが、私も入社初日からリモートワーク。
日本中の新社会人がそうであるように、私もこの先どうなることかと不安な(それ以前に自宅にデスクが無いので腰が悲鳴を上げている)状況でした。
そんなある日、社長から突然オンラインミーティングに呼び出され、「カブキは日本で初めて『Remo』を使った転職イベントをやる。岡本くんを運営の責任者に命ずるから、徹底的に使い込んで世界一詳しくなるように」と指示されました。
そもそもRemoがなにかも知らなかった私ですが、友人座談会を実施したり会社の会議に使ってもらったりして機能を徹底的に検証しました。
Remoの素晴らしいところは、会議だけではなくさまざまなイベントがオンラインで開催できるところです!
皆さんにRemoの可能性を感じてもらうためにも、まずは基本的な機能からご紹介します。
目次
Remoとは?
Remoは大規模なWeb会議が行えるツールです。
Remoの最大の特徴はイベント画面です。
イベントページにアクセスするとこんな感じのイベントルームに入れます。
ユーザーとして参加するだけならメールアドレスの登録だけで始められます。
画面はステージとフロアに別れていて、フロアには6人掛けのテーブルが19卓設置されています。
イベントルームに入ると、まずはフロア左上のテーブルに着席することになりますが、他のテーブルをダブルクリックすることで、容易にテーブル間を移動できます。
テーブル内でできることは主に以下の3つです。
- ・ビデオ通話
- ・チャット
- ・画面の共有
ビデオ通話機能
テーブルごとに会議をしている感じで、他のテーブルには話が聞こえません。
Tile Viewのボタンで映像の拡大も可能。
チャット機能
チャット機能は3種類あります。
メッセージが来ると画面右上にバナーが出ます、未読の場合は画面下部のチャットマークに未読の数が表示されるようになります。
- ・全体チャット
- ・テーブルチャット
- ・個人チャット
イベントルームに記録され参加者全員が確認できます。後からログインした方や一度ログアウトした方でも確認できるので、重要な連絡のみに使いましょう。
メッセージを送信した時点で同じテーブルに着席していた方のみが見られます。一度別のテーブルに移動したり、ログアウトするとそれまでの会話が確認できなくなります。
各個人にメッセージが送れます。イベントルームに記録されるので、イベントルームに入ればいつでも確認できます。
どのチャットでも送信したメッセージを削除することはできません。
個人情報等の受け渡しの際に、誤って全体チャットを使用しようものなら、以降の全てのユーザーに情報が公開され続けますので必ず個人チャットを利用するようにしましょう。
画面共有機能
通話相手の映像と同時に表示可能で、スクリーンの共有だけでなく、アプリケーション単位や、タブ単位での共有もできます。複数人が同時に共有することも可能です。
プレゼン機能
前方のステージからは、全体に向けたプレゼンやアナウンスが可能です。
基本的にはホストとゲストスピーカーのみが登壇できますが、登壇者が招待すれば誰でもステージに上がって話ができます。
Remoのログイン方法
ログインは、イベントのURL、もしくはRemo ConferenceのHPから行えます。
導入方法と細かい機能の設定はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
話題のオンラインビデオツール「Remo」使ってみた(我楽田工房)
とりあえず使ってみたい!という方はこちらのサイトから常時開放中のイベントルームに入れます。
自粛期間中は「バーチャルオオサカン」が24時間営業、誰でも無料で参加できます!
導入時の注意
必ずブラウザの翻訳機能をオフにしてログインしてください。
ログインが完了するとカメラ・マイクがオフの状態でイベントルームに入ります。ブラウザでページを日本語に翻訳していると「cam on」、「mic on」のボタンを押すとページが真っ白になります。
そうなった場合は翻訳をオフにしてリロードすると、切り替えが可能になります。
Remoの活用方法として考えられること
Remoの特徴をまとめると以下の3つになります。
- ・テーブルごとの通話
- ・俯瞰視点のUI
- ・全体へのプレゼン機能
これらの特徴を活かしたイベントを考えてみました!
【活用その1】グループディスカッション方式の「教育研修」
6人掛けのテーブルが複数用意されているイベントルームはグループディスカッションに最適です。
テーブルを自由に移動できる機能はグループ間の情報共有や、研修講師がディスカッションの様子を確認する際にも役立ちます
個人的には空きテーブルや個人チャットを利用した、オンラインならではの情報戦が繰り広げられる可能性に期待してしまいます。
【活用その2】チームプレゼン大会
Remoでは他テーブルの音声や情報は一切漏れません。オフライン以上に他テーブルの情報が遮断されますから、作戦会議タイムを設けたチームプレゼン大会にうってつけです!
プレゼンはチーム毎に中央のステージに立ってやってもらいます。
投票機能を使えばプレゼンの順位の決定も可能です。
【活用その3】合同企業説明会
テーブルごとに会話ができる、テーブル間の移動が容易であることは合同説明会や転職フェアでも活きてきます!
それぞれのテーブルを企業ブースとみたてて、1企業1テーブル用意します。
参加者(求職者)は各自で気になる企業のブースに自由に移動して話を聞けます。
以下の内容はオフラインの合説・転職フェアと同じように行えます。
- ・資料配布/レジュメの回収
- ・企業との偶然の出会い
- ・雑談スペースでの情報共有やキャリアカウンセリング
オンラインならではの魅力もあります。
- ・全国から参加可能
- ・他社に聞かれない
- ・オンラインコミュニケーション能力が測れる
などはWebならではの利点といえますね。
リモートワーク化が進めば、日本中のどこに住んでいても仕事が可能なので、採用も地域にこだわる必要がなくなっていきます。そんななか、日本中の転職希望者が参加可能という点は、とくに大きなメリットではないでしょうか。
求人側、求職者側共にCOVID-19の影響は免れませんが、Remoをうまく使えば、仕事の探し方やオンラインイベントのあり方を大きく変えられると考えています。
実はそんな想いを元に、このたび「オンライン転職フェア」の開催を決定しました!
5月22日(金)18:30 – 20:30と23日(土)13:30 – 15:30の2日間開催。
参加者の方は事前エントリーが必要ですので、詳細は以下のリンクからどうぞ。
※ 採用企業の枠ですが、まだ少しだけ残っています。ご出展は無料です。ご興味をお持ちの人事担当者様はぜひお問い合わせください。
岡本麗生
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